【城東ローカルヒストリー】たびたび水害を被ったので建てられた野江水神社があります@野江4交差点近く

何気なく普段通っている道や風景、建物も少し時代を遡れば現代の顔とは違った顔を見せてくれます。意外と知らない、知ろうとも思う機会の少ない自分の街のちょっとした歴史をゆる~く覗いてみるそんなコーナー【城東ローカルヒストリー】今回は野江4 交差点のすぐ側にある野江水神社をご紹介します。

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地図ではコチラ↓




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都島通り側でいうとこちらに進むとすぐに野江4交差点に出ます。

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有料の自転車置き場が交差点に向かってずらっとあります。

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りそな銀行とコスモテール城北というマンションの間から野江神社に入ることが出来ます(多分裏門だと思います。)

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覗くとこんな風景が!先に見えるのが、、、

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野江水神社ドドン♪なんとなく神秘的な雰囲気。静かです。この位置からが神社内です。

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で、正面はといいますと、この野江4交差点を左に曲がり、2~300mぐらい行くと

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野江水神社正面口!!
ドドン!!がでてきます。

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こちらに行くと先程の野江4交差点です。

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反対にこちら側に行くとJR城東貨物線の高架をくぐり、さらに京阪の電車の高架をくぐり関目1の交差点に出ます。

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神社の前には御由緒が書かれています。
野江一帯は、昔から土地が低く湿地帯であり、大雨のときには淀川やその支流が氾濫し、たびたび水害を被ったため、水の神を勧請(かんじょう)したものと考えられています。天文2年(1533年)三好政長が近くに榎並城を築く際、たびたび水害を被ったので、水火除難の守護神として城内に小さい祠を造営し、祀ったのが起源といわれています。
他には豊臣秀吉さんも水の神様として大事にしたよ~とか1702年に大洪水が起こりこの辺り一帯海みたいになって住民が苦しんでる時に晴れてくれ~と拝んだところ雨がやんだとか、1803年に大洪水が起きた時もこの野江水神社が無事であったことなど書かれています。
というか100年ごとにえらい洪水が起こってたみたいですね。

野江水神社も先日記事にした関目神社と同様に明治18年(1885年)の大洪水で倒壊した為に明治21年(1888年)に再建されたようです。ここから関目神社って結構な距離ありますが、同じ時期の洪水で二つとも一度なくなっているんですね。それ以後100年以上たっても大規模な洪水が起こってないということは近代化と共にインフラ設備が進み安全で住みやすい土壌環境にもなったということでしょう。ほんとつい最近の話ですよね~。これからは水に関するお願いごとは野江水神社でしてみよう!!(そういうことではない!?)

ということで今回の城東ローカルヒストリーは野江水神社でした!!


◇関連サイト
区役所HP野江水神社公式HP